はじめに
横浜マラソン完走を目指し、ランニングに挑戦中の元オリンピアン・持田早智。
走り始めて約1ヶ月。少しずつ走れる距離は伸びてきたものの、その裏側には仕事、育児、家事との両立という大きな壁がありました。
今回のテーマは「ママランナーのリアル」。
育児中だからこそ感じる葛藤や、走ることで見つけた自分の時間について、持田さん自身の言葉でお届けします。

「走りたいのに走れない」が現実でした
みなさん、こんにちは!持田早智です。
ランニングを始めて約1ヶ月が経ちました。
正直に言うと、この1ヶ月は「どうやって走るか」よりも、「どうやって走る時間を作るか」の方が大変でした。
4月から息子が保育園に通い始めたんですが、しっかり保育園の洗礼を受けまして(笑)。
本当に呼び出しが多いんです。
もちろん最初の半年くらいは大変だよって聞いてはいたんですけど、実際に経験すると想像以上でした。
走りたい気持ちはあるのに、思うように走れない。
そんな日がたくさんありました。
保育園へ迎えに行ってから寝かしつけまでは、本当に座る暇もないんですよ。
息子を寝かしつける時も、私が寝たふりをしないと寝ないので、一緒に横になるんですけど、そのまま自分も寝ちゃうんですよね(笑)。
気づいたら1時間後に飛び起きて、残っている家事をやって。
「今日は走ろう」と思っていたのに、もう体力が残っていない。
そんな日も結構あります。
だから最近は、走れない日は息子を高い高いしながらスクワットしたりしています(笑)。
今日は走れないなと思ったら、室内でできることをやる。
ゼロよりはいいかな、くらいの気持ちです。
それでも走ろうと思える理由
走れない日が続くと、やっぱり焦ります。
「本当に大丈夫かな」って思います。
でも面白いことに、最近は3日に1回くらい横浜マラソンを走る夢を見るんです。
しかも全部いい夢(笑)。
本番で楽しく走っている夢ばっかりなんですよ。
それだけ生活の一部になってきているんだと思います。
もちろん、毎日やる気満々なわけじゃありません。
むしろ「今日は走りたくないな」って日もあります。
でも、現役時代からそうだったんですよね。
毎日泳ぎたかったかと言われたら、そんなことは全然なくて。
365日のうち300日くらいは「嫌だな」「しんどいな」と思っていました(笑)。
だから今も、やる気が出ない時は未来を想像します。
今日やらなかった未来。
横浜マラソンで苦しんでいる未来。
逆に今日やったことで手に入る未来。
達成感を味わっている未来。
その両方を考えて、「どうせならこっちだな」って自分を奮い立たせています。
初めてのグループランで驚いたこと

先日、初めてグループランにも参加しました。
実は参加する前は不安だったんです。
人と一緒に走る方がきついんじゃないかなって。
ペースを合わせなきゃいけないし、自分のペースで走れないし。
でも実際は全然違いました。
本当にあっという間だったんです。
ずっとおしゃべりしていたから(笑)。
ランニングって「会話できるくらいの強度がちょうどいい」ってよく聞くんですけど、一人だと実際どのくらいなのか分からないじゃないですか。
でも実際にしゃべりながら走ってみて、「あ、このペースでいいんだ」って分かりました。
それだけでも大きな収穫でした。
しかも、みなさん本当にたくさん話しかけてくださるんですよ。
私は勝手に「私から話しかけなきゃ」と思っていたんですが、全然そんなことなくて。
マラソン大会の話とか、おすすめの大会の話とか、いろんなことを教えていただきました。
水泳だと私が教える側になることが多いんです。
でもランニングでは完全に初心者。
だから教えてもらう立場になれたことも新鮮でした。
もっといろんなことを聞きたいなって思いましたね。
夫も横浜マラソンを走ることになりました
実は、夫も横浜マラソンに当選しました。
私が「横浜マラソン走ることになったんだよね」って言ったら、
「じゃあ俺も走ろうかな」って(笑)。
しかも当選しました。
私は走っているのに、夫はまだあまり走っていないんですけどね(笑)。
でも共通の話題ができたのはすごく良かったなと思っています。
夫とは大学の水泳部で出会ったので、現役時代はずっと水泳の話をしていました。
引退してからはそういう共通のテーマが少なくなっていたんですが、今はランニングの話ができます。
おすすめの音楽を教え合ったり。
「この曲、走る時にいいよ」とか。
そういう会話が増えたのは嬉しいですね。
今、欲しいのは一人の時間
今回の挑戦を通して、一番伝えたいことがあります。
それは、自分の時間の大切さです。
子育て中のママって、「何が欲しい?」って聞かれたら、プレゼントじゃなくて時間って答える人が多いと思うんです。
一人の時間がほしい。
自分のためだけの時間がほしい。
私もそうです。
美味しいアイスを買って帰ってきてくれるのも嬉しいんですけど(笑)。
それより「5分でいいから子どもを見ていてほしい」って思うことの方が多いです。
ランニングを始めて気づいたのは、走る時間って単なる運動の時間じゃないということ。
自分のための時間なんです。
1時間だけでも外に出る。
自分のことだけを考える。
それだけで全然違うんですよね。
だから今頑張っているママたちにも伝えたいです。
別にランニングじゃなくてもいいと思うんです。
でも、自分のための時間は大切にしてほしい。
そしてパパたちにも知ってほしい。
その時間があるだけで、気持ちがすごく前向きになるんだよって。
📢 お知らせ:日々の「リアル」を公開中!
今回の挑戦をより身近に感じてもらえるように、公式ファンコミュニティサイト「RENAISSANCEColors」内で、練習日誌を更新しています!
この連載記事では書ききれない日々の試行錯誤をアップしていく予定です。
ぜひ覗きに来てください!
ぜひ覗きに来てください!
皆さんの「いいね」や「私も今日走ったよ!」というコメントが、何よりの励みになります。一緒に横浜マラソンのゴールを目指して、盛り上げていけたら嬉しいです!
プロフィール

おわりに
「800mで限界」と話していた持田さんですが、今では30分のランニングを気持ちよく続けられるようになってきました。
一方で、真夏の暑さや限られた時間の中でのトレーニングなど、新たな課題も見えてきています。
それでも、「できないことはないと思っています」と笑う持田さん。
家族、仲間、そしてコミュニティの力を借りながら続く挑戦は、まだ始まったばかりです。
次回は、暑い夏をどう乗り越えるのか。コーチ髙橋良さんのアドバイスとともに、さらに深掘りしていきます。
📣 髙橋良コーチからひとこと
今回の1ヶ月で一番印象的だったのは、持田さんの吸収力です。
ただ、今は頑張りすぎないことが何より大切な時期。
仕事や育児で忙しい中でも、「できる時に、できることをやる」を積み重ねれば十分成長できます。
横浜マラソンまではまだ時間があります。
焦らず、楽しみながら続けていきましょう!

ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示このフレーズがとても印象的で感銘を受けました。ありがとうございます。