グローブの話

 

 

必要か必要じゃないか？

 

技術的なところから、その役割を紹介すると

 

１．Lv1-3まではツール（DB、EQ）をグリップしたらセット中はしっかりと握りしめる

　　　※手のひらでグリップをずらさない
　　　⇒滑り止め効果やDBからの圧迫を和らげる効果を期待します

 

２．Lv4では2つの考え

　　◆グラインド系（TGU、プレス、SQ）

　　　最も力発揮する瞬間はしっかりと握りしめ、厳しいポイントを超えたら緩めても良い　

　　　※手のひらでグリップをあまりずらさない
　　　⇒滑り止め効果やDBからの圧迫を和らげる効果を期待します

　　◆バリスティック系（スイング、クリーン、スナッチ）

　　　手のひら指を含めて、フックのように使い握りしめません

　　　※手のひらでグリップ（ハンドル）が回転する　

　　　⇒？？？　

 

で、どっち？

 

好みでグローブをつけても勿論構いませんが、

Lv4のバリスティック系（スイング、クリーン、スナッチ）はハンドルが手のひらで回転する

必要があるため、強くグリップしません

よって、グローブが手のひらとKBハンドルの間に存在することで、以下の問題が起こりやすいと

考えられます

 

①実質ハンドルをが太くなり、より握ろうとする　※Lv1-3やLv4グラインドは握りOK
②ハンドルの滑りがグローブを巻き込み、回数の多いバリスティック系ではグリップがずれる

 

結論としては、上記①②が気にならないのであれば、好みで良いかと思いますが、

KBでグローブを扱うことはあまりないのが現状です

 

 

グローブをしない場合、対策の王道としては以下

 

対策1　強く握らない　※バリスティック系の場合
対策2　手のひらの汗を拭き、乾燥した状態で臨む
対策3　マメは必ずできるもの、マメが厚くならないよう処置しておく
対策4　毎日KBワークアウトを行う場合、バリスティック系を連日で行わない
　　　　※ウェイトトレーニングのプル系も手のひらにダメージが残ります

 

番外編　チョークやクロスフィット用のツールがありますが、まずは対策1と2を

　　　　実践してみてください

 

注意　　軍手はとても滑るので絶対にしないように