はじめに
「42km走るくらいなら、42km泳ぐほうがマシ!」
そんな言葉から始まった、
元オリンピックスイマー・持田早智さんのフルマラソン挑戦。
元オリンピックスイマー・持田早智さんのフルマラソン挑戦。
最初は800mを走ることさえ大変だったところから、
少しずつ距離を伸ばし、走り方を学び、仕事や子育ての合間を縫って練習を重ねてきました。
そして、いよいよ10月25日(日)の横浜マラソンが目前に迫ってきました。
本番まであと12日となった10月13日、持田さんに今の気持ちを聞きました。
話を聞いてみると、そこには予想していなかった心境の変化がありました。
本番が迫った今、持田さんは何を感じ、どんな準備をしているのでしょうか。
話を聞いてみると、そこには予想していなかった心境の変化がありました。
初めてのハーフマラソン。めちゃくちゃ楽しかったです!

10月11日に、初めてハーフマラソンの大会に出てきました!
感想は、もう、めちゃくちゃ楽しかったです!
今回は髙橋コーチと一緒に走って、
走っている間もずっとおしゃべりしていたんですけど、
改めて「みんなと一緒に走るって楽しいんだな」と感じました。
走っている間もずっとおしゃべりしていたんですけど、
改めて「みんなと一緒に走るって楽しいんだな」と感じました。
水泳って、練習はみんなでやるけど、
試合になると一人で泳ぐじゃないですか。
でも、ランニングやマラソンって逆なんですよね。
普段の練習は一人で走ることが多いけど、
大会になると、みんなで同じコースを走る。
「ああ、だから皆さん、マラソン大会に出たくなるんだな」
って、なんだか分かった気がしました。
って、なんだか分かった気がしました。
もちろん、ハーフを走り終わった直後に
「もう1回ハーフ走って」と言われたら、
絶対に無理ですけど(笑)。
でも、今回走ってみて、
自分が今どのくらい走れるのかが分かったし、
フルマラソンの最初の20kmをどう走ればいいのか、
かなりイメージができました。
目標にしている4時間30分というタイムも、
今の自分にはちょうどいいところなんじゃないかなと思っています。
今の自分にはちょうどいいところなんじゃないかなと思っています。
もちろん、何もなければ、ですけどね(笑)。
給水って、こんなに難しいんですね
今回のハーフマラソンで、
本番前に経験できてよかったことがもう一つあります。
それが、給水です。
いや、もう、飲めない、飲めない!(笑)
走りながらコップを取って水を飲むって、
思っていたより難しいんですね。
思っていたより難しいんですね。
最初のうちは、そんなに喉が渇いていなくても、
給水ポイントが来たら水を取るようにしていました。
でも、後半になると、しっかり飲んでおかないと
次の給水までに喉が渇いてしまう感じがあって。
次の給水までに喉が渇いてしまう感じがあって。
「前半からちゃんと水を取っておくことって、大切なんだな」
と実感しました。
と実感しました。
横浜マラソンは今回よりもずっと参加者が多いので、
給水所も混雑すると思うんです。
そうすると、「今は混んでるから、まあいいや」って
思っちゃいそうじゃないですか。
思っちゃいそうじゃないですか。
でも、そこで取らないと後から困るかもしれない。
髙橋コーチからも、
給水テーブルは奥の方まであるから、
混んでいる手前だけじゃなくて奥まで行くといいよ、
なんてことを教えてもらいました。
給水テーブルは奥の方まであるから、
混んでいる手前だけじゃなくて奥まで行くといいよ、
なんてことを教えてもらいました。
それから、もう一つ気づいたのが、
周りの人につられてペースを上げたくなっちゃうこと。
周りの人につられてペースを上げたくなっちゃうこと。
前を走っている人が疲れてペースを落とすと、
つい抜かしたくなるんですよね(笑)。
つい抜かしたくなるんですよね(笑)。
でも、そこで自分まで速く走ってしまうと、
ペースが乱れて余計なエネルギーを使ってしまう。
ペースが乱れて余計なエネルギーを使ってしまう。
本番では、周りの人を気にしすぎず、自分のペースを守ること。
これも、今回のハーフで学んだ大切なことです。
30kmから先は、まだ知らない世界です

ハーフマラソンを走って、
最初の20kmはかなりイメージできるようになりました。
でも、その先はどうなるのか。
特に30km以降は、まだ全然分からないです。
フルマラソンを経験した人って、
皆さん口をそろえて
「30kmからがつらい」
って言うじゃないですか。
髙橋コーチからも、
後半がつらくならないわけがない、という話は聞いています。
後半がつらくならないわけがない、という話は聞いています。
でも、その「つらさ」が、具体的にどんな感じなのかは、
まだ経験していないから分からないんですよね。
まだ経験していないから分からないんですよね。
なんか、出産と似ているなって思うんです。
出産前って、周りから「大変だよ」「痛いよ」って言われるけど、
実際に何がどのくらい大変なのかは、
経験してみないと分からないじゃないですか。
実際に何がどのくらい大変なのかは、
経験してみないと分からないじゃないですか。
だから、30km以降の世界もちょっと経験してみたいんです。
いつか誰かに
「フルマラソンに挑戦したいんだよね」って言われたときに、
私も「いや、30kmからがやばいんだよ!」って言えるようになりたい(笑)。
「フルマラソンに挑戦したいんだよね」って言われたときに、
私も「いや、30kmからがやばいんだよ!」って言えるようになりたい(笑)。
もちろん不安はあります。
でも、知らない世界に出会えることへの楽しみも、結構大きいんですよね。
つらいときほど、頭の中を「つらい」でいっぱいにしない
水泳をやっていた頃から、
自分の気持ちをコントロールするのは、
割と得意な方だと思っています。
大切にしているのは、
頭の中をネガティブな感情だけでいっぱいにしないこと。
きついときに「きつい」と思うのは当たり前なんですよ。
でも、そこで頭の中が
「きつい、きつい、もう無理」だけになってしまうと、
どんどん苦しくなっちゃう。
「きつい、きつい、もう無理」だけになってしまうと、
どんどん苦しくなっちゃう。
だから、きついと思いながらも、
頭の片隅では別のことを考えるようにしています。
頭の片隅では別のことを考えるようにしています。
「これを乗り越えたら、こんなことができるようになるよね」とか。
「今きついけど、せっかくだからこの動きを意識してみよう」とか。
そうやって、少しでもポジティブなことや、
自分が取り組めることに意識を向けるんです。
頭の中でその割合が大きくなればなるほど、
気持ちは安定すると思っていて。
これは、水泳の練習でも子どもたちによく話していることなんです。
気持ちは安定すると思っていて。
これは、水泳の練習でも子どもたちによく話していることなんです。
フルマラソンの30km以降、
実際にどんなつらさが待っているのかは分かりません。
でも、そのときも、
ただ「つらい」で頭をいっぱいにするんじゃなくて、
自分で気持ちをコントロールしながら走れたらいいなと思っています。
ただ「つらい」で頭をいっぱいにするんじゃなくて、
自分で気持ちをコントロールしながら走れたらいいなと思っています。
高速道路では、ちょっとごぼう抜きしたい(笑)
本番の走り方も、
少しずつ具体的に考えています。
横浜マラソンって、
高速道路を走るところがあるじゃないですか。
高速道路を走るところがあるじゃないですか。
そこが大会の見どころでもあるし、
難所でもあると聞いています。
難所でもあると聞いています。
だから、私はそこを一つの楽しみにしようと思っていて。
なるべく前半は体力を温存して、
高速道路に入ったら、
疲れてペースが落ちてきた人たちを抜いていけたらいいなって。
高速道路に入ったら、
疲れてペースが落ちてきた人たちを抜いていけたらいいなって。
「ここからちょっとごぼう抜きできるかも!」って思えたら、
モチベーションが上がるじゃないですか(笑)。
モチベーションが上がるじゃないですか(笑)。
最初から速い人たちの中に入ってしまうと、
周りがみんな速くて、なかなか抜けないと思うんです。
だったら、前半は焦らず、なるべく自分のペースを守って。
後半に向けて楽しみを残しておく。
そんな作戦でいこうかなと思っています。
一番大変だったのは、やっぱり子育てとの両立
ここまで半年ほど走ってきて、
一番大変だったことは何かと聞かれたら、
やっぱり子育てとの両立ですね。
仕事もありますけど、
練習の時間をつくるうえでは、
子どものことが一番大きかったです。
「子どもが寝たら走りに行こう」と思っていても、
なかなか寝てくれなかったり。
なかなか寝てくれなかったり。
夫に寝かしつけをお願いして走りに行こうと思っても、
子どもが「ママがいい!」となってしまったり。
子どもが「ママがいい!」となってしまったり。
うちの子、最近イヤイヤ期に入ってきて、自己主張がすごいんですよ。
しかも「嫌!」じゃなくて、「違う!」って言うんです(笑)。
私が「行ってくるね」って言うと、「違う、違う!」って。
この間のハーフマラソンの朝も言われました。
大会の日だったら、「今日は行かないといけないから!」って
出かけられるんですけど、普段の練習だと、そうはいかなくて。
出かけられるんですけど、普段の練習だと、そうはいかなくて。
「まあ、今じゃなくてもいいか。夕方走ろう」
って思って、結局夕方も走れなかったり。
って思って、結局夕方も走れなかったり。
思っていた以上に、
自分の好きなタイミングで練習するのは難しかったですね。
自分の好きなタイミングで練習するのは難しかったですね。
でも、そういう中でも走ることを続けてこられたのは、
自分にとって大きな経験だったと思います。
自分にとって大きな経験だったと思います。
最初にマラソンへ挑戦しようと思った理由の一つに、
子どもに頑張っている姿を見せたいという気持ちがありました。
自分が子どもだったら、
親のことを自慢できるって、すごく嬉しいと思うんです。
親のことを自慢できるって、すごく嬉しいと思うんです。
水泳だけじゃなくて、
陸上でも動けるお母さんだったら、
保育園の運動会でも活躍できるかもしれないし(笑)。
もう少し大きくなって、
子どもが何かスポーツを始めたときに、
一緒に話ができたらいいなとも思います。
子どもが何かスポーツを始めたときに、
一緒に話ができたらいいなとも思います。
だから、今回のマラソンで終わりにするんじゃなくて、
これからも運動は続けていきたいですね。
42kmを走ることより、この挑戦が終わることの方が寂しい
横浜マラソンまであと12日。
今どんな気持ちかと聞かれたら、
実は、走ること自体にはそこまで大きな不安はないんです。
実は、走ること自体にはそこまで大きな不安はないんです。
もちろん、何が起こるか分からないし、
初めての42.195kmですから、簡単だとは思っていません。
初めての42.195kmですから、簡単だとは思っていません。
でも、今はそれよりも、
横浜マラソンが終わってしまうことの方が寂しいんですよね。
せっかく、こんなに素敵な運動習慣が身についたのに。
大会が終わったら、
この習慣もなくなってしまうんじゃないかなって。
この習慣もなくなってしまうんじゃないかなって。
今回、横浜マラソンに出ると決めてから、
本当にいろいろな人に出会いました。
一緒に走ってくれる人がいて、
アドバイスをくれる人がいて、
応援してくれる人がいて。
アドバイスをくれる人がいて、
応援してくれる人がいて。
走ることを通じて、
今までなかったつながりがたくさんできたんです。
それが大会を境に、
いったん終わってしまうような気がして、なんだかもったいないなって。
いったん終わってしまうような気がして、なんだかもったいないなって。
じゃあ、次の大会にエントリーするのかと言われると、
まだその予定はないんですけどね(笑)。
まずは横浜マラソンを走り終えてから考えたいです。
それと、初めてのフルマラソン大会そのものも、すごく楽しみなんです。
実は、フルマラソンの大会って、
見に行ったことすらなくて。
見に行ったことすらなくて。
何万人もの人が集まるって、どんな景色なんだろう。
沿道の応援って、どんな感じなんだろう。
給水所には食べ物もあるらしいので、
過去の大会の様子を調べたりもしています。
なんだか大きなイベントに参加するみたいで、
すごくワクワクしています。
すごくワクワクしています。
早く当日になってほしいですね!
着順のないゴールで、私は何を感じるんだろう

これまで水泳では、ずっと着順や結果を気にしてきました。
だから、今回みたいに「完走すること」を
目標にするのは、実は初めてなんです。
完走したときって、どんな達成感があるんでしょうね。
目標にするのは、実は初めてなんです。
完走したときって、どんな達成感があるんでしょうね。
水泳では、泳ぎ終わって結果が出たときに、
自分のことを素直に認められる瞬間がありました。
普段の私は、
実はそんなに自己肯定感が高いタイプじゃないんです。
実はそんなに自己肯定感が高いタイプじゃないんです。
「いやいや、私なんて全然です」
って思うことも多くて。
って思うことも多くて。
でも、競技で結果が出た瞬間だけは、
自己肯定感がバーン!って上がるんですよ。
「ああ、自分は頑張ってきたんだな」って。
その感覚が好きで、競技を続けていたところもあると思います。
今回も、ゴールした瞬間に、
そんな気持ちをもう一度味わえたら嬉しいですね。
そして、もう一つ気になっていることがあります。
それは、走り終わった後の自分が、何を思うのか。
例えば4時間30分で走れたら、「次は4時間15分を切りたい!」って思うのかな。
それとも、「もう一生走らない!」って思うのかな(笑)。
フルマラソンを走った人からは、
当日は「もう二度と走らない」と思っても、
1週間後にはまた走りたくなる、なんて話も聞きます。
もともと走ることが大嫌いだった私が、また元に戻るのか。
それとも、すっかりランニングの世界に入ってしまっているのか。
自分でも、すごく気になります。
まずは10月25日。
ここまで準備してきたことを信じて、
思いっきり楽しんできたいと思います!
思いっきり楽しんできたいと思います!
おわりに
800mを走ることから始まった持田さんの挑戦が、
いよいよ42.195kmのスタートラインへ。
今回のインタビューで何より印象的だったのは、
「走れるかどうか」という不安よりも、
「この挑戦が終わってしまうのが寂しい」
という気持ちが大きくなっていたことでした。
「走れるかどうか」という不安よりも、
「この挑戦が終わってしまうのが寂しい」
という気持ちが大きくなっていたことでした。
かつては苦手だったランニングが、
今では日常の一部になり、人との新しいつながりを生み、
次の楽しみを考えるきっかけにもなっている。
その変化こそ、約半年間の挑戦で手にした大きなものなのかもしれません。
一方で、42.195kmの先に何が待っているのかは、まだ誰にも分かりません。
初めて経験する30km以降の世界。
自分のペースを守れるのか、どんな気持ちでゴールを迎えるのか。
そして、ゴールの先でも走り続けたいと思うのか。
「完走したとき、私は何を感じるんだろう」
その答えが分かる日まで、あと少し。
10月25日(日)、横浜マラソン2026。
持田さんの初フルマラソンへの挑戦を、ぜひ一緒に応援してください!
📣 髙橋コーチと一緒に、持田さんを応援しよう!
いよいよ10月25日(日)は、横浜マラソン2026本番!
当日は、髙橋良コーチも沿道から持田さんを応援する予定です👏
髙橋コーチは、ルネサンスのTシャツを着用し、ルネサンスの小旗などのグッズを持って応援します!🚩
お近くにお住まいの方や、当日横浜にいらっしゃる方は、ぜひルネサンスのTシャツと小旗を目印に、髙橋コーチを探してみてください😊
一緒に持田さんへ声援を送りましょう!
🏃 持田さんの応援ポイント・予想通過時間
応援ポイント |
予想通過時間 |
場所(Googleマップに遷移) |
|---|---|---|
スタート |
8:30(スタート号砲) |
|
約6.2km地点 |
9:23頃 |
|
約15km地点 |
10:18頃 |
|
約20.3km地点 |
10:51頃 |
|
約37.2km地点 |
12:37頃 |
|
フィニッシュ |
13:08頃 |
フィニッシュ地点 |
※予想通過時間は、スタートライン通過8:45、1kmあたり約6分15秒のペースを想定した目安です。当日の状況によって前後します。
※応援場所は予定です。実際の観戦可能エリアや交通規制については、大会の案内をご確認ください。
▼横浜マラソン2026 コースマップ
https://yokohamamarathon.jp/coursemap/
📱 現地に行けなくても応援できます!
大会当日は、ランナーの位置情報や予想通過時刻を確認できる「応援navi」も利用できます。
応援naviはこちら👇
https://runnet.jp/smpapp/ouennavi/
持田さんの検索情報
- 氏名:持田早智
- ナンバーカード:J 34053
当日は、ぜひ持田さんの走りをチェックして、全国からエールを送ってください🌈
800mから始まった挑戦が、いよいよ42.195kmへ。
持田さん、ファイト!みんなで応援しています!📣🏃♀️

