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ルネサンスより

KBエクササイズの代替え種目や強化について

良い質問があったので、皆さんにもシェアします。

 

KBエクササイズは特有の形状(オフセットバランス)であることから加速が生まれ、また特有のポジションで動作をします。

あくまでも強化や一部代替え的な位置づけで以下をご覧ください。

 

★質問

週一回のTTTのトレーニングではKBを使えますが、普段でダンベルやマシンやゴムやその他で、代替えトレーニングをあらためて知りたいです。
同等のトレーニング法。
来月テスト月間なので。
□プラクティス
・ターキッシュゲットアップ
・スィング
・クリーン
・スクワット
・プレス
・スナッチ

 

☆回答

KBはその形状(重量の中心ととグリップの位置が違う)からオフセットバランスとなり、それにより振り子や加速、キャッチ(ラック)が可能となる負荷ツールです。
よって、完全な代替えは無いという前提で。

 

【グラインド系種目】
■TGU
→ツール:DB※代替えに近い
→動作:DBが肩肘拳の延長にグリップがくるのに対して、KBは肩の真上にKBの
 重量中心がくるため上腕はやや斜めになるところが異なります

■プレス
→ツール:DB※代替えに近い
→動作:TGUと同様

■スクワット
→ツール:DB※代替えに近い
→動作:両手にDBを持ち、ヒンジとプランクをしっかり作りこみ、デッドストップクリーンに近い動作でいっきに肩近くまで引き上げます。これより先はLv3までに行っているDBフロントスクワットを行います
加えて、DBゴブレットSQを高重量で行うのも良いでしょう

【バリスティック系種目】
■スイング
→ツール:DB+バンド 
→動作
①前提としてDBはヒンジを強化する負荷となり、オフセット形状であるKBにおける動作の加速を振り子で得るわけではありません
②バンドの端を固定できる柱のような場所へ低い位置で固定します(ラックなどの脚)
③バンドを股関節(脚の付け根)に通し、②の固定場所より遠ざかることで後ろへやや引かれる程度の負荷を与えます
④RDLを素早い動作で行います

■クリーン
→ツール:DB
→動作
①前提としてDBはKBのようにオフセットではないのため、振り子で加速することができないことから、バックスイングは使いません
②ハングポジション(膝下あたりでぶら下げる)もしくはデッドストップポジションをとり、ヒンジとブランクを作りんだうえでヒップドライブでDBフロントSQのポジションまでDBを素早く引き揚げます※ゆっくり行うとDBハンマーカールになってしまいます

■スナッチ
→ツール:DB
→動作
①前提としてクリーンと同様
②クリーンと同様にポジションし、ヒップドライブで直線的にDBを頭上にさしあげます

完全な代替えではありませんが、グラインド系種目は十分に強化できるでしょう。またバリスティック系はDBですと手元で加速が出来ないことから、ヒップドライブで加速するほかなく、ヒップドライブの意識が高まることから動作強化種目としては良いでしょう。

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