【月間スマートランニング】特別号 12月3日発行
ルネサンスランナーの皆さんこんにちは。
adidasGYM&RUNマスタートレーナーの高橋謙太朗です。先日、adidasGYM&RUNプログラム監修者であり、青山学院大学駅伝チームのフィジカルトレーニング担当でもある中野ジェームズ修一さんによるブラッシュアップ研修が開催されました。
今回は、その研修内容から「ランニングには股関節の機能が重要!」というテーマで、皆さんに役立つ情報をお届けします。
ランニングビギナーからベテランランナーまで、皆さんのスマートランのお役に立てば幸いです。
▶今月のテーマ『ランニングには股関節の機能が重要!』です。
今回は、ランニングにおいて股関節の機能改善・向上のお話をしたいと思います。
股関節は、ランナーにとって機能的に正常に動いていないと、60~70%パフォーマンスに影響があるそうです。したがって、ランニングにおいて股関節は非常に重要な関節のうちの一つと言えます。
股関節が正常に動かないことによって、「パフォーマンスが発揮できない」「自己ベストが出せない」「スピードを上げる際に、ストライドが広がらないために、タイムにチャレンジできない」などで悩んでいる方は、いらっしゃらないでしょうか。
ランニングにおいて股関節の重要な働きは
①可動性
②支持脚の安定性
股関節に関わる筋肉の柔軟性や筋力を見ていく必要もありますが、今回はこの2点の働きについてトレーニングプログラムをご紹介いたします。
【股関節機能改善プログラム】
①可動性:ニークロスオーバー
無理なくレベル1から始め、違和感や痛みが無ければ、レベル2~3と行っていきましょう!
・レベル1
ポイント
スタートポジション(写真左)では、足を大きく広げる。
小さい動作から左右に膝を倒しましょう。
・レベル2
ポイント
レベル1より少しずつ可動範囲を大きくする。
臀部を上げた状態で内側の膝が床につくように動かす。
・レベル3
ポイント
手を前にクロスさせ、股関節の真上に重心が乗るようにする。
レベル1・2と比べて、重力が股関節に加わっている状態で脚をクロスさせていく。
腕がきつい方は、両腕を合わせて行う
状態はスタートポジションの時に骨盤を後傾させ、脚をクロスしたときに骨盤を立てていく。
②支持脚の安定性:トーチリフト
片脚立ちで股関節を安定して動かせるようにする。
頭上で重りを動かしコアを意識できるようにする。
・レベル1
ポイント
軸足側に重りを持ち、左右に腕を動かしていく。
軸足の股関節を安定させて動かすことが出来ているか。
・レベル2
ポイント
レベル1で股関節の安定性を得られるようになったら、頭上でダンベルやペットボトルを使用して回旋させていく。
▶イベントのご案内
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グループRUN
【12月開催】
・12月14日(土)10:00~ 皇居周辺
・12月21日(土)10:00~ 大阪城公園
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